2023年5月8日 No.2397号
連休明け市況展望
住宅着工伸びず国内製品市況は軟調
ー輸入材入荷は減少局面、産地価格は底入れへー
▽長引く在庫調整、入荷激減で転機に
▽住宅=1次取得者層の住宅取得は引き続き低調
▽米加材=内外需要不振で販売伸び悩む
▽欧州材・構造用集成材=欧州内は強気配、日本側7万円台で底値探り
▽合板・ボード=供給大幅減で内外産とも連休明けが潮目
▽国産材=柱の樹種競合を起点に製品単価が下落
▽ロシア材=4~6月の入荷量に関心
▽NZ・チリ材=チリ材国内価格、5月以降にかけて段階的値下げも
▽南洋材=丸太は高値安定、製品には弱気感も
▽バイオマス=未利用丸太・チップの不足感解消せず
▽木質建材=出荷減避けられず価格維持が焦点に
▽非木質建材=断熱材、省エネ商材は好調
<地域編>
▽北海道=住宅着工の低迷が木材市場にも影響
▽九州=需給バランス崩れ正念場
▽東北=荷・値動き改善は夏場まで見込めず
▽関東=プレカットは大手中心に受注確保
▽東海=素材、製品需要共に低迷
▽関西・四国=需要低調で在庫調整も遅れ気味
▽中国=住宅と非住宅で市場に温度差
<統計>
▽米材需給、集成材入荷
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