2019年5月6日 No.2204号
国産材のホットスポット
“需要より丸太が必要”の深刻度
―燃料需要増加で低質材奪い合い―
続く設備拡大、丸太増産追いつかず
大口需要家=規模拡大する製材工場、夏場の丸太枯れ課題
資源事情=人工林のボリュームゾーン、大径化で需要減
供給課題=再造林の人手不足が素材生産に影響
行政=国有林、丸太・立木とも販売増加、価格上昇
北海道=道内外での消費増加で原木動向に変化
東北=需要増え原木争奪戦
北関東=丸太不足の懸念抱えつつも続く設備投資
上信越=絶対量足らず広域で激しい競争
中部=好天で集材増えて余剰感
関西・四国=先行き、低質材の供給課題
中国=合板や集成材メーカーが台頭
九州=低質材需要台頭でA~C材全体の競合加速
〈統計〉主要外材の入荷推移
記事ランキング
- 国産針葉樹合板 東西メーカー、来年1月から値上げ
- 朝日銘木 品質管理をDX化
- ソヤノウッドパワー 年明けフル稼働へ
- 広島市 広島城そばに木造商業施設
- 空知チャリティー100キロウォーク、終了
- YKK AP 窓、エクステリア値上げ
- 丸和林業 破砕機を増設
- 秋田中央木材市場 屋外型木質温水器を発売
- イノアックコーポレーション 断熱材+石膏ボードの複合パネル発売
- 関東の建廃チップ 解体材減少で品薄感強まる
日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画