2019年12月16日 No.2235号
2019年回顧㊤行政・樹種・産業別で振り返るこの1年
駆け込み格差で悲喜こもごも
―建材追い風、木材は相場下落に泣く―
▽大きな波乱なく、木材市況は通年で下落
▽林野庁=悲願の森林環境税創設
▽国交省=大規模災害の復旧・復興を最優先に
▽住宅=駆け込み、災害対応に追われる
▽非住宅=高層化が進展
▽環境対応=「卒FIT」の期待に湧く
▽国産材原木=夏場まで出材順調、工場は丸太在庫強化
▽国産材製品=桧土台、需要シフト落ち着くも価格維持
▽米加輸入製品=吹きやまぬ逆風、産地の混乱続く
▽米材丸太=米国産地は国内挽き製材シェア維持に協力
▽欧州材=管柱・平角は弱含みから抜け出せず
▽ロシア材=丸太不足解消の兆し見えず製材品生産は不振
▽NZ・チリ材=入荷乱れが目立つチリ材は安定感欠く
▽国産合板=おう盛な需要続き、メーカー在庫低水準で推移
▽輸入合板=国内市況停滞で入荷量も大幅減
▽木質ボード=品目により供給過剰感出るも、価格への影響は軽微
▽プレカット=人手不足・働き方改革・省人化元年に
▽南洋材=低位の入荷続く
▽保存処理木材=木塀需要などを追い風に供給伸びる
▽木質建材=駆け込み需要は限定的
▽非木質建材・住設=相次ぐ値上げは品目で明暗
▽木質バイオマス・チップ=災害多発でリサイクルチップが潤沢
〈主要外材産地相場2019年の推移〉
〈主要木材の3カ年価格推移〉国内価格
〈木材建材業界2019年の主な出来事〉
〈統計〉米材需給、集成材入荷
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