歴史的な低金利続く 「超低金利」―住宅―
2016年の新設住宅着工戸数は15年を上回りそうだ。10月分までの統計を見る限り、95万戸前後(前年比4・5%増)に達してもおかしくない。特に貸家と分譲一戸建てが好調で、どちらも歴史的な低金利が影響していると見られている。ただ、分譲一戸建てといっても供給量は長期的に年間12万戸前後で安定し、貸家に占める木造の比率もそれほど大きく伸びているわけではない。何より肝心の持ち家が前年比微増で、低金利という恩恵を受けても消費増税反動減後の市場環境がいまだに続いているかのような状況だ。
記事ランキング
- 東北で廃業、倒産相次ぐ 採算改善見込めず体力あるうちに撤退
- 5月の新設住宅着工 3割超の大幅減
- ウッドワン 専用コンテナで鉄道輸送
- 森林総研・飛島建設・ソイルウッド 地盤改良用丸太、80年後も無劣化
- 大成建設 集成材と鋼管柱を一体化した耐火柱
- キャンフォー 米国SPY2工場を永久閉鎖
- ポラテック西日本 ロボット活用で省力化推進
- 欧州材 円安でコスト上昇懸念
- テイエッチピーセンター 民事再生法を申請
- ウッドリンク「WOODCORE」 初採用物件の躯体が完成

日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画