歴史的な低金利続く 「超低金利」―住宅―
2016年の新設住宅着工戸数は15年を上回りそうだ。10月分までの統計を見る限り、95万戸前後(前年比4・5%増)に達してもおかしくない。特に貸家と分譲一戸建てが好調で、どちらも歴史的な低金利が影響していると見られている。ただ、分譲一戸建てといっても供給量は長期的に年間12万戸前後で安定し、貸家に占める木造の比率もそれほど大きく伸びているわけではない。何より肝心の持ち家が前年比微増で、低金利という恩恵を受けても消費増税反動減後の市場環境がいまだに続いているかのような状況だ。
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