三重県尾鷲市と三ッ輪ホールディングス(東京都)が「22世紀に向けたサステナブルシティ」実現のために取り組んできた森林吸収プロジェクトが、国の運営するJ-クレジット制度に登録された。
24年度入札制募集容量も議論 木質バイオマス発電調達価格案は据置き
資源エネルギー庁は1月29日、第93回調達価格等算定委員会(髙村ゆかり委員長)を開き、2024年度以降の調達価格等に関する委員会案を取りまとめた。案では、25年度の木質バイオマス発電のFIT・FIP調達価格は、24年度比横ばいにし、一般木材等(1万kW以上)のFIP基準価格は24年度比横ばいにし、一般木材等(1万kW以上)のFIP基準価格は24年同様」に入札制にする案とした。
2023年主要木材輸入量 5大外材、1960年水準に戻る
2023年の5大外材(南洋、米加、ロシア、ニュージーランド(NZ)・チリ、欧州の丸太・製材)の輸入量は555万立方㍍で、新設住宅着工戸数が42万4,000戸だった63年前の1960年の545万立方㍍に並ぶ水準まで減少した。
チリ山火事 アラウコ、CMPC所有林には影響ない模様
チリで、気温上昇などの影響により大規模な森林火災が発生している。チリ材を取り扱う関係者によると大きな被害が出ているのは首都サンティアゴの西に位置するリゾート地ビニャデルマル周辺など。アラウコ、CMPC所有林には現時点で大きな影響はない模様。
中国木材 ドライ・ビームの受注制限緩和
中国木材(広島県呉市)は、昨年8月26日の茨城県鹿島製材工場の火災によるドライ・ビームの受注制限を緩和する。
クリナップ 20年ぶり 浴室、洗面化粧台を一新
クリナップ(東京都)は1日から、新システムバス「SELEVIA(セレヴィア)」「rakuvia(ラクヴィア)」と新洗面化粧台「ELVIDA(エルヴィーダ)」「rakutowa(ラクトワ)」を発表した。
2023年構造用集成材入荷量 前年比4割減、13年ぶり低水準
2023年の輸入構造用集成材の入荷量は55万7,853立方メートル(前年比38.4%減)で、10年以来13年ぶりに50万立方メートル台となった。
OCHIホールディングス アイ・ビルドを子会社化
OCHIホールディングス(福岡市)は1月31日、アイ・ビルド(東京都)の全発行済み株式を取得し連結子会社化した。
東京港木材製品需給 欧州材、ロシア材の在庫減進む
東京木材埠頭(東京都)は2日、1月の東京港の木材製品需給をまとめた。在庫は10万5,000立方メートル台となり、わずかながら在庫調整が進んだ。
須江林産 農業法人の植林代行、予想上回る進捗
須江林産(長野県佐久市)は農業生産法人のトリップリバー(同北佐久郡)に委託した皆伐跡地の再造林事業で、予定していた事業地6.35ヘクタール、1万4,750本に加え、須江林産が今春自社で実施する予定だった事業地14.44ヘクタール、3万3,500本の植林まで完了したことを明らかにした。