FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の小規模木質バイオマス発電(発電出力2,000kW未満)で新規計画や稼働が続いている。小規模のため比較的燃料集荷の負荷が少ないほか、全国的に稼働例が増えて発電機種の見極めが以前より容易になった。
青森県南で林地残材を生かす
曽我バイオマス発電(青森県三戸郡)椛木発電所の起工式が27日、建設地の南部町椛木で行われた。青森県の地元資本による小規模木質バイオマス発電所。
ウッドリンク 製材事業で設備投資進める
ウッドリンク(富山県射水市)は、製材事業で大規模な設備投資を実施する。3年後の2026年4月に稼働予定。
中部電力は岩手県内で
中部電力(名古屋市)と稲畑産業(大阪市)は、古里木材物流(岩手県盛岡市)と、同社が設立した「古里FICエネルギー合同会社」への出資及び木質専焼バイオマス発電所(同紫波郡)の開発に合意した。
吉田木材流通センター 原木集荷増え本格稼働
島根県雲南市が整備した雲南吉田木材流通拠点施設「飯石森林組合吉田木材流通センター」が今春から稼働を本格化している。
針葉樹合板需給 合板、在庫調整進まず減産も出荷の伸び弱い
林野庁が6月26日に公表した5月の合板需給は、指標となる針葉樹構造用合板在庫が前期並みで推移し、在庫調整が遅れている。
ポラテックの6月度加工実績 非住宅受注が大幅増
ポラテック(埼玉県越谷市)の6月度加工実績は、構造材が前年同月比7.3%減で減少幅が目立った。
ホクシン 世界初、繊維リサイクルボード量産試験に成功
ホクシン(大阪府岸和田市)は、自社のMDF製造ラインを利用して廃棄衣料繊維を素材とするリサイクルボードの量産試験に成功したことを明らかにした。世界で初の試みという。
ローソン久慈川貫店 東北初の地域産材活用店舗
ローソン久慈川貫店(岩手県久慈市)は、岩手県産杉を内・外装に活用した建て替えを終え、6月27日にリニューアルオープンした。