ポラテック(埼玉県越谷市)の9月度の加工実績は、構造材、羽柄材、合板といずれも前年同月並みまで回復した。
三重県亀山市 コークス+木質チップの廃棄物溶融処理
三重県亀山市は、同市総合環境センターの溶融施設において、コークスと木質バイオマスチップとのハイブリッド(混焼)資材を用いた廃棄物処理を9月から本格化した。
住友林業 米国住宅事業を子会社化
住友林業(東京都)は9月29日、アメリカ住友林業(テキサス州ダラス市)を通じて、米国のJPIグループ(同アービング市)の持ち分を90%取得し、連結子会社化することを明らかにした。
貸家も安定感欠く 持家、戸建分譲とも減少続く
2023年8月の新設住宅着工戸数(国土交通省発表)は、7万399戸
(前年同月比9.4%減)で3カ月連続の減少となった。持ち家、貸家、分譲いずれも前年同月を下回った。
片桐銘木工業 自社製内装材を拡充
片桐銘木工業(名古屋市)は、自社製内装材を拡充している。今年はこれまでに
4種を投入。リブ形状(立体意匠)やフラット形状といったデザインを用意し、不燃にも対応することで住宅、非住宅双方で需要開拓を進めている。
内田洋行と良品計画 協業で国産材活用の拡大へ
内田洋行(東京都)と良品計画(同)は国産材活用促進に向け、材料調達・製品生産体制の整備と製品の共同開発などの取り組みに関して9月28日に協業を開始した。
林野庁 22年の木材需給 輸入燃料材が2年連続3割増
林野庁は9月29日、2022年の木材需給表を公表した。22年の総需要量は8,509万4,000立方メートル(前年比3.6%増)で、2年連続の増加となった。製材、合板、パルプ・チップ用材はほぼ横ばいだが、燃料材が前年比18%増と2年連続で大きく伸びた。
山本ビニター 高周波平板熱処理機を開発
山本ビニター(大阪市)は、新開発の高周波熱処理平板化装置「REFIX―8」を公開した。近年需要が増加する一枚板を高周波による熱処理で軟化
させ、平板化する技術を「対話型ナビゲーション」により誰でも操作できるようにした。
【電子版速報】TLT製品需給 在庫、微減にとどまる
トクヤマ・チヨダジプサム 室蘭工場が稼働
トクヤマ・チヨダジプサム(TCG、三重県三重郡)は26日、北海道室蘭市に新設した廃石膏ボードリサイクル工場が、9月1日から稼働を始めたことを明らかにした。四日市工場(三重郡)、関東工場(千葉県袖ケ浦市)に続く国内3拠点目で、廃石膏ボードから年間2万トンの二水石膏を製造する。