住友林業 米国住宅事業を子会社化

住友林業(東京都)は9月29日、アメリカ住友林業(テキサス州ダラス市)を通じて、米国のJPIグループ(同アービング市)の持ち分を90%取得し、連結子会社化することを明らかにした。

片桐銘木工業 自社製内装材を拡充

片桐銘木工業(名古屋市)は、自社製内装材を拡充している。今年はこれまでに

4種を投入。リブ形状(立体意匠)やフラット形状といったデザインを用意し、不燃にも対応することで住宅、非住宅双方で需要開拓を進めている。

林野庁 22年の木材需給 輸入燃料材が2年連続3割増

林野庁は9月29日、2022年の木材需給表を公表した。22年の総需要量は8,509万4,000立方メートル(前年比3.6%増)で、2年連続の増加となった。製材、合板、パルプ・チップ用材はほぼ横ばいだが、燃料材が前年比18%増と2年連続で大きく伸びた。

山本ビニター 高周波平板熱処理機を開発

山本ビニター(大阪市)は、新開発の高周波熱処理平板化装置「REFIX―8」を公開した。近年需要が増加する一枚板を高周波による熱処理で軟化

させ、平板化する技術を「対話型ナビゲーション」により誰でも操作できるようにした。

トクヤマ・チヨダジプサム 室蘭工場が稼働

トクヤマ・チヨダジプサム(TCG、三重県三重郡)は26日、北海道室蘭市に新設した廃石膏ボードリサイクル工場が、9月1日から稼働を始めたことを明らかにした。四日市工場(三重郡)、関東工場(千葉県袖ケ浦市)に続く国内3拠点目で、廃石膏ボードから年間2万トンの二水石膏を製造する。