佐藤林業 製材機新設し作業効率化

佐藤林業(熊本市)は、生産性の向上を目的に富士製作所のノーマンツイン帯鋸盤を新設した。これにより現在は約1万5,000立方メートルの年間原木消費量が1万8,000~2万立方メートルになる見込みだ。

伊藤忠商事 最大497億円で大建工業へTOB

伊藤忠商事(東京都)は10日、大建工業(大阪市)へのTOB(株式公開買い付け)の実施を決め、大建工業もこれに賛同すること明らかにした。1株当たり3,000円で買い付け、最大497億8,900万円(1,659万6,588株)が見込まれる。

23年上半期中国林産物輸入 原木の減少を製材品で補完

関係機関が集計した2023年上半期(1~6月)の中国林産物輸入量は、前年同期比で原木は9.3%減少した一方、製材品は10.5%増加した。原木はロシアからの輸入禁止により減少したため、同国をはじめとして可能な限り製材品を輸入することで林産物需要に応えようとしている。