チリ製材品6月積み 2船連続で前回比10ドル高
チリ産ラジアタ松製材品の、8月中旬日本入港予定の6月積み(3番船)の中心価格は、大手サプライヤーで薄板・割角とも前回比10ドル高(C&F、立方メートル)の約360ドル(同)となった。
マーサー・インターナショナル 欧州産Wウッド2×4対日拡大へ
マーサー・インターナショナル(カナダ・バンクーバー)は近年、欧州とアジアで木材分野の事業拡大を進めている。日本向けも主軸の一つで、ドイツの製材工場からWウッド2×4製材を供給している。
熊谷組・帝人 炭素繊維利用の耐火集成梁開発に着手
熊谷組(東京都)と帝人(同)は互いの木材技術を融合させることで、2時間耐火、長スパン、リサイクルの性能を実現する耐火集成梁の開発に着手した。
松本システムエンジニアリング ラジコン式伐倒作業車を小型化
松本システムエンジニアリング(福岡県粕屋郡)は伐倒作業者の改良型やフェラーバンチャなど新たな高性能林業機械を開発し、発売に向けて準備に入った。
ナイス原木流通 需要者に応じた素材提供
ナイス原木流通(徳島県小松島市)が事業を開始して約半年が経過し、直営施業班による素材生産と小松島市金磯町の約6,000坪の原木土場を活用した仕分け機能を生かした「ウッドターミナル」としての機能を発揮し始めた。
東北森林管理局と秋田・岩手・青森県 山地災害もなしも崩壊地複数確認
東北森林管理局は、15日からの秋田県を中心とした大雨による山地災害などの状況確認のため、21、22日に青森県南西部、岩手県南西部、秋田県全般でヘリコプターによる上空からの調査3回を関係各県と合同で実施した。
辻井木材 中大規模木造推進室立上げ
辻井木材(京都市)は、中大型木造物件対応への準備を進めている。最新鋭のロボットMAX特殊加工機(フンデガー)の設備導入を予定しており、7月には新たに社内に「中大規模木造推進室」を立ち上げた。
七谷川木材工業社 国産材専門の大断面集成材工場が試運転
七谷川木材工業社(京都府亀岡市)は、来春までに新設した国産材専門の大断面集成材工場のJAS認定を取得し、本稼働を目指す考えだ。
エヌ・シー・エヌ ミッドプライウォール利用した高強度耐力壁開発
エヌ・シー・エヌ(東京都)は、SE構法で木造5階建ての構造評定を取得した。ミッドプラウォールを使用した高強度の耐力壁を新たに開発し、そのほかは既存の標準システムで対応可能な木造5階建ての普及型プランを確立した。