ハルキ 2×4製材強化、スタッド生産も計画

ハルキ(北海道茅部郡)は、国産材2×4材の需要増加を受け、生産を強化している。羽柄材生産とのバランスを取りながら生産量を増やすとともに、同社の集成材生産能力を生かし、2×4材のたて継ぎのスタッドも生産する。

森林パートナーズ 国産材のサプライチェーンにクレジット決済

森林パートナーズ(東京都)は、ビジネスラリアート(京都市)をシステムベンダーとして国産材のサプライチェーン間の決済にクレジットカードを導入していく。工務店が直接木材を購入して、製材、プレカット加工などでトレーサビリティーを確保しながら木材を流通し、極力高値で木材を買い取り山に還元していく仕組み。

構造用集成材 長引く軟調相場、底値手探り

国内の構造用集成材の荷動きは新年度に入っても鈍い状態で、需要の突き上げがないため地合いも固まらず、軟調相場が長引いている。

プレカット工場や住宅会社の下げ圧力はまだ強いものの、国内メーカーや産地側の採算が厳しさを増しているとの認識は深まりつつあり、売り買い双方で底値を探る動きも水面下で出始めた。