ロシアのシベリア地方に位置するイルクーツク州で今月、豪雨による大規模な洪水が発生した。日本向けアカ松製材品の産地であり、複数のメーカーの工場が点在している。ただ今回の洪水による工場の直接的な被害は生じておらず、生産停止なども発生していない模様だ。
7月のプレカット調査、稼働・受注が高水準
7月の全国プレカット各社の受注平均は115.8%(前年同月比13.9%増)と4カ月連続で上昇し、ここ数年にない高水準となった。
満天 木材用搬送ロボットの販売開始
満天(名古屋市)はこのほど、産業用ロボットメーカーのファナック(山梨県南都留郡)ほかと共同で、木材・建材業界向けの搬送ロボット2機種を開発し、8月から販売する。
高知県木材商業・高知プレカット 設備更新、生産能力25%増に
高知県木材商業協同組合(高知市)は、同協組プレカット(高知プレカット)の加工設備をすべて更新、7月から本格稼働している。生産能力は従来比25%向上した。
アベルコ 非住宅等でサイディングプレカット推進
アベルコ(東京都)は、サイディングプレカットを用いた非住宅、賃貸住宅など大型木造物件の施工を強化している。
WFPは事前積出しで供給不足回避へ、BC州沿岸で山林、製材スト突入
カナダBC州沿岸の林業労働者が加入するユナイテッド・スチールワーカーズ・ローカル1-1937は沿岸製材大手であるウェスタンフォレストプロダクツ(WFP)との労使交渉が決裂し、1日からストライキに入った。
諸岡 専用の作動油と燃料添加剤
諸岡(茨城県龍ケ崎市)は、同社のフォワーダ等の林業機械や建設機械などの油圧装置に最適な油圧作動油を開発した。
18年のEPSビーズ出荷量、EPS建材が減少
発泡スチロール協会(JEPSA)が発表した、2018年(暦年)のEPSビーズの出荷実績は、13万183トン(前年比2.1%減)となった。
谷本木材 バルサム原木製材から撤退
米材製材や木材製品卸販売の谷本木材(広島県廿日市市)は、現在保有するバルサム・ファーの丸太在庫を消化した時点で原木の製材を停止する。
茨城県南木造住宅センター HEAT20G1のパッシブ住宅
茨城県南木造住宅センター(茨城県つくば市)は、「里山住宅博㏌つくば」に、日本のパッシブ建築の第一人者である小玉祐一郎氏(エステック計画研究所、神戸芸術工科大学名誉教授)と共同開発したパッシブ住宅「素足で暮らす家~MUKU(無垢)」を建築した。