2018年の非住宅木造建築物、床面積が減少

2018年の非住宅木造建築物(国土交通省建築着工統計の全建築物から居住専用住宅と居住専用準住宅を除したもの。居住用産業用建築物は含む)の着工床面積は481万2000平方メートル(前年比6.5%減)と減少した。

名古屋城天守閣に天竜FSC材

名古屋市が取り組んでいる名古屋城天守閣木造復元事業に天竜材が使用されることが決まった。20日に静岡県森林組合連合会天竜事業所(浜松市)で開催された原木市「冬期高齢級材記念市」で、復元事業関係者が天竜FSC材の桧選木4本を落札した。

菱大木材 PNG産丸太の製材開始

菱大木材(東京都)は、PNG産丸太の製材を始めた。樹種はデルニア。赤身で材質は良好だが含水率が高めのため、アピトン(クルイン)代替の角材、台木などを中心に提案していく考えだ。

18年の米材丸太入荷 カナダ産米松が1割減

2018年の米材丸太入荷量は255万2,986立方メートル(前年比2.0%減)となり、2年連続で減少した。米国産米松丸太が前年並みを維持する一方、カナダ産米松丸太が1割近く減少した。

コマツ 米国の林業機械メーカーの買収決定

コマツ(東京都)は、米国の同社完全子会社コマツアメリカ(イリノイ州)を通じて、林業機械専門メーカーのティンバープロ(ウィスコンシン州)を買収することを決めた。4月1日に本買収を完了する予定で、林業機械事業の拡充を図る。

ジャーマンハウス 木質繊維断熱材で耐火60分認定

ドイツ産針葉樹間伐材を原材料とした木製繊維(ウッドファイバー)断熱材「ECO(エコ)ボード」の輸入販売総代理店・ジャーマンハウス(埼玉県川口市)は1月18日付で、同製品の在来工法モルタル仕上げ外壁耐火60分の国土交通大臣認定を取得した。木製繊維断熱材での60分耐火認定は例がない。

福島森林管理署 広葉樹システム販売に手応え

関東森林管理局福島森林管理局が今年度初めて行った広葉樹のシステム販売が、丸太の価値向上へ手応えのある実績となった。従来チップ向けの用途しか見込まれなかったが、適切に選別することで全体の1割程度がフローリング向けの用材になった。