3月のプレカット調査 受注は回復傾向

3月の全国プレカット各社の受注平均は、100.7%(前年同月比4.6ポイント減)と、前年を下回った。ただ2月の95%(同7ポイント増)より受注は回復傾向にあり、総じて稼働率も上昇傾向にある。

シーピーユー ZEH仕様対応の外皮性能計算機能追加

シーピーユー(石川県金沢市)は自社の建築3次元CAD「MADRIC・A’s」のバージョンアップ版のオプションを1月末に発表した。ZEH仕様をより簡単に作れるよう外皮性能計算機能を追加したほか、写真に近い高精度の3Dパースを生成できるようにした。

米国産米松丸太3月積み、尺上が14カ月ぶり値上がり

大手製材工場向け米国産米松丸太の3月積み輸出価格は尺上が前月比10ドル高、尺下が据え置きで決着した。北米製材市況は依然低調に推移しており、現地製材工場の生産意欲は乏しい。だが、在庫を絞った工場の仕入れが一時的に増え、現地相場が上昇した。

KNDコーポレーション 建築現場の廃材回収も可能に

KNDコーポレーション(東京都)は、物流と施工を一体(物工一体)で請け負う事業形態を強化し、ハウスメーカー、商社、建材メーカー向けサービスの拡充を図っている。新たに現場で出た建築廃材の処理機能を強化し、顧客の業務負担軽減を目指す一元的な物流管理システムを構築していく。

福島県浪江町の集成材工場計画 集成材棟の業者決定

福島県浪江町で建設計画が進んでいる集成材工場について同町は、2月末に集成材棟の施工と集成ラインの納入を手掛ける事業者を決定した。東日本大震災から8年を迎えるに当たり、住民の帰還を後押しする工場整備が一歩前進した。

ウッドテックジャパン ロシアの構造用LVLの供給開始

ウッドテックジャパン(新潟県三条市)は、ロシアのモダン・ランバー・テクノロジー(サンクトペテルブルク)の構造用LVLの日本向け供給を始める。2月8日付でTICOを通じて構造用LVLのJASを取得した。住宅用LVL部材や大型プロジェクト向けLVLの供給を目指していく。