6日午後4時15分ごろ、3月の本格稼働にむけてバイオマス発電所の試運転を行っていた山形バイオマスエナジー(山形県上山市)から、「爆発音がした」と119番通報があった。上山市消防本部によると、水素タンクの蓋と見られる直径3㍍、厚み1㌢の円形の金属板が飛び、100㍍ほど離れた民家の2階部にぶつかった。
アイ・ビルド 外壁プレカット工場新設
アイ・ビルド(東京都)は、サイディングプレカット事業を完全内製化するとともに、木造倉庫・工場の設計・建設事業を開始する。現在、月間40棟の加工能力を持つサイディングプレカット工場の建設を自社で進めており、この建設ノウハウや実績を、新規事業となる木造倉庫・工場の設計・建設事業に生かしていく考えだ。
輸入木質ペレットが倍増 2018年輸入燃料
2018年(1~12月)の主な輸入バイオマス燃料の入荷量は、木質ペレットとPKS(ヤシ殻)でいずれも増加した。輸入木質ペレットは前年比で倍増し、FITバイオマス発電所の稼働数が増加基調であるほか、石炭混焼発電所の需要で入荷量がまとまっている。
ウッドインフォなど 林分診断システムを開発
ウッドインフォ(東京都)は、ヤマハ発動機、日本リモートセンシング技術センター(RESTEC)、鹿児島大学と恊働で、「林分診断システム」を開発した。森林の健全度評価などに活用でき、4月施行の森林経営管理法の制度実施を後押しするものとしても期待される。
東京都港区・みなとモデル 森林環境譲与税で予算拡充
東京都港区は、森林環境譲与税を木材利用促進に充てることを盛り込んだ、2019年度当初予算案を1月31日に発表した。みなとモデル森林整備促進事業予算に森林環境譲与税を900万円充当し、全体として4,035万3,000円(前年度比16.7%増)へ拡充、木材利用の取り組みを一層強化する。
小径木製材工場の廃業相次ぐ 大分県日田地域
大分県日田地域で、小径木を扱う製材工場の廃業が続いている。日田木材協同組合(日田市)によると、組合員企業以外も含め2018年夏ごろと12月末に1工場ずつ、今年1月末にも1工場が廃業した。丸太の大径化や日田市内の原木市場への小径木の出材量が限られることを背景に、製材工場の同材の手当ては難しくなっている。
木原木材店 フィールドアスレチック向け需要開拓
国産材丸棒・円柱・ロータリー木材などの製造・販売大手である木原木材店(兵庫県多可郡)は、新たな需要分野として、湿式防腐・防蟻処理されたフィールドアスレチック施設向け木製遊具の強化に取り組んでいる。
兵庫県林業会館、CLTは全量県産材
兵庫県森林組合連合会など兵庫県林業関係4団体からなる兵庫県林業会館新築工事建築実証協議会は、兵庫県林業会館の完成見学会を開いた。木材使用量は228.5立方メートルで、全量を兵庫県産材で賄った。
大型パネル生産パートナー会 全国32社のプレカット工場が参加
ウッドステーション(千葉市)は5日、大型パネル生産パートナー会を発足することを明らかにした。主催2社、特別会員4社を合わせた総会員数54社で供給体制を確立し、2019年度は1,000棟の供給を計画。
JFEロックファイバー ロックウール製品新規受注再開
ロックウール断熱材「アムマット」で知られるJFEロックファイバー(岡山県倉敷市)は5日からロックウール製品の新規受注を全面再開する。