国産材丸太、出材増で弱基調

国産材丸太は全国的に出材が順調で、昨秋から続いていた不足感が薄れた。そのため、昨年末まで全面高を呈していた丸太相場は、年初から弱基調へ転じた。ただ、小径木や土木向けの低質材はバイオマス燃料との競合で品薄が長引き、依然として強含んでいる。

中村勉総合計画事務所 強靭格子壁を岡部と共同で開発

中村勉総合計画事務所(東京都)は、岡部(同)と共同で「強靭格子壁」を開発。栃木県内の教育施設で採用された。耐力格子壁は告示で壁倍率1倍の仕様を規定しているが、これを改良し壁倍率4倍相当の格子壁としたもの。

消費者安全調査委員会 太陽光発電火災で早急な対策要請

消費者安全調査委員会は1月28日、「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」についての調査報告を公表し、再発防止策を求めた。住宅用太陽光発電システムは、2008年3月~17年11月の間に127件の火災事故等が登録されている。

熊谷組、住友林業ら4社 JAXAと共同で架線集材システム開発

熊谷組(東京都)と住友林業(同)、光洋機械産業(大阪市)、加藤製作所(東京都)は1月29日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と「林業機械システムの自動化による省力化の研究(林業機械システムの月面での運用)」に向けた共同開発契約を締結したことを発表した。

太良町森林組合 製材工場が稼働開始

太良町森林組合(佐賀県藤津郡)の製材工場「多良岳材加工施設」が1月中旬に稼働を始めた。杉・桧役物などを製材、加工し、在来工法や天然乾燥材にこだわる県内の大工・工務店、設計士などと連携する。