大東建託(東京都)は木造軸組工法の貸家供給を始める。主力の2×4工法住宅に加えて軸組工法も建築することで、職人の確保を図っていく。また18年にかけてSPFの価格高騰を受けたことから、資材の安定調達が可能な供給体制の整備という意味もある。
全木リ連 異物混入でユーザー困惑
全国木材資源リサイクル協会連合会は2月27日、東京都内で木質チップの需給問題検討会を開いた。建廃チップの荷余りは一部地域を残して解消しつつあるが、異物混入が続いているとして、ユーザー側から厳しい要求が重なった。
全木リ連 九州北部豪雨、流木処理量8万トン近くに
九州北部豪雨では、福岡と大分を中心にした集中的豪雨で被害が拡大した。流木対策については、発生量(推計)が約11万3,000トン(約33万8,000立方メートル)で、道路や河川内、農地、山間部(住宅近く)は撤去が完了。撤去量は3月末で約7万7,000トン(約26万6,000立方メートル)を見込む。流木の処理量も約7万7,000トン。
18年の米材製材入荷、主力樹種が軒並み減少
2018年の米材製材入荷量は、206万6,084立方メートル(前年比6.1%減)となり、5年連続で減少した。SPF(同5.2%減)、米松(同7.8%減)、米ツガ(同10.2%減)、米ヒバ(同17.1%減)の主力樹種が軒並み減少した。
石岡市新庁舎が供用開始 木ユニットの大屋根を採用
茨城県石岡市の新庁舎が完成し、供用を開始した。筑波山の山並みをイメージした外観と議会フロア、エントランスの山型形状の大空間には木ユニットと鉄骨を用いた大屋根構造を採用している。
大建工業 会津大建加工の畳製造ライン増強
大建工業(大阪市)はグループ会社である会津大建加工(福島県会津若松市)の機械すき和紙製のインテリア畳製造ラインに約1億円の設備投資をした。
上地木材 プレカットでハイブリッド加工開始
上地木材(名古屋市)は、プレカット事業部(愛知県東浦町)のプレカット工場でハイブリッド加工(在来+金物)を開始した。
【電子版速報】TOTOなど森村G4社、燃料電池で合弁
九州丸和林業 臼杵に集約、製紙用チップ能力2倍に
九州丸和林業(宮崎市)は、大分事業所(大分県豊後大野市)を臼杵事業所(同臼杵市)に統合し、チップ生産事業を集約する。臼杵事業所に製紙用チッパーを新設。製紙用チップの生産能力は従来比2倍となり、大径材にも対応可能となる。
1月の新設住宅着工、貸家が約3,500戸減少
国土交通省は2月28日、1月の新設住宅着工を発表した。1月は6万7,087戸(前年同月比1.1%増)となり、2カ月連続で増加した。