アイカ工業(名古屋市)は、来年1月7日出荷分から接着剤の価格を値上げする。中国の環境規制に関する供給制限と需給のひっ迫で主原料の市況価格が値上がりしている。
ルーラ空間工房 遮熱効果の高い壁紙開発
ルーラ空間工房(広島市)は、遮熱効果の高い壁紙「Eクロス」を開発。住宅用遮熱構造で特許を取得した。
12月チリ産材動向、需給バランスが改善
チリ産材ラジアタ松製材品は産地からの供給が安定し、需要が堅調な国内市況との需給バランスが改善されてきた。国内販売価格もじりじりと上がっている。
堤木材 プレカットに新規参入
国産材製材の堤木材(福岡県うきは市)はプレカット事業に参入し、11月中旬から柱・横架材兼用ラインを稼働させている。当面は月1,000坪の加工を目標とする。
ダイドーハント フロッキン狭小壁、1都6府県で採用
ダイドーハント(大阪市)が製造・販売している、小スペースに大空間を実現する耐力壁「フロッキン狭小壁」と木造住宅用金物工法「フロッキン金物構法」に、建築士やビルダーからの反響が高まっている。
林野庁 林業・木材産業向け融資、金利低減
林業・木材産業関連の事業者に運転資金を低利で融資する木材産業等高度化推進資金について、林野庁は、金利を現行より0.4%引き下げることとした。
外山木材 杉需要拡大分野へ設備投資
外山木材(宮崎県都城市)の新製材工場・志布志第6工場(鹿児島県志布志市)が稼働した。当面の生産計画(原木ベース)を杉の足場板3分の1、2×4用材3分の1、建築(注文)材3分の1とする国産材多品種量産工場で、原木消費量は年間8万立方メートル(2シフト時に年間13万立方メートル)を計画する。
永大産業 大阪事業所の内装材出荷、年内完全復旧
大道正人永大産業社長は4日、9月4日の台風21号による大阪事業所(堺工場)と本社物流倉庫の被災後の状況について、「キッチンキャビネットを除くドア、クロゼット、造作材、玄関収納などの内装材製品は年内で完全復旧し、カタログ記載の納期を順守することができる」と述べた。
遠藤材木店 CNCルーター設置、加工機能を充実
遠藤材木店(東京都)はこのほど、ショップボット・ツールス(米国ノースカロライナ州)が開発販売するCNCルーターを導入、多様な木材加工ニーズに対応していく。
日本アジアグループ 森林活性化事業を一元化
日本アジアグループ(東京都)は、森林活性化事業の推進主体を子会社のJAGフォレスト(同)に一元化し、事業推進体制を強化することを発表した。新たに山林不動産の仲介事業サイト「山林バンク」の事業譲渡を受けた。