12月チリ産材動向、需給バランスが改善

チリ産材ラジアタ松製材品は産地からの供給が安定し、需要が堅調な国内市況との需給バランスが改善されてきた。国内販売価格もじりじりと上がっている。

堤木材 プレカットに新規参入

国産材製材の堤木材(福岡県うきは市)はプレカット事業に参入し、11月中旬から柱・横架材兼用ラインを稼働させている。当面は月1,000坪の加工を目標とする。

外山木材 杉需要拡大分野へ設備投資

外山木材(宮崎県都城市)の新製材工場・志布志第6工場(鹿児島県志布志市)が稼働した。当面の生産計画(原木ベース)を杉の足場板3分の1、2×4用材3分の1、建築(注文)材3分の1とする国産材多品種量産工場で、原木消費量は年間8万立方メートル(2シフト時に年間13万立方メートル)を計画する。

永大産業 大阪事業所の内装材出荷、年内完全復旧

大道正人永大産業社長は4日、9月4日の台風21号による大阪事業所(堺工場)と本社物流倉庫の被災後の状況について、「キッチンキャビネットを除くドア、クロゼット、造作材、玄関収納などの内装材製品は年内で完全復旧し、カタログ記載の納期を順守することができる」と述べた。

日本アジアグループ 森林活性化事業を一元化

日本アジアグループ(東京都)は、森林活性化事業の推進主体を子会社のJAGフォレスト(同)に一元化し、事業推進体制を強化することを発表した。新たに山林不動産の仲介事業サイト「山林バンク」の事業譲渡を受けた。