平成30年を考える、我々は何を体験し学んだか

あと4カ月で30年余の平成時代が幕を閉じ、新たな元号となる。皇位継承を契機とする改元は世界に発信するインパクトはないが、我が国の「時代」を俯瞰するうえで重要な区切りとなる。日刊木材新聞は平成が終わる4月まで、木材関連産業がたどってきた30年をそれぞれの分野から見つめ、記憶を呼び覚まし記録として残す作業が最大の使命であると考え、皆様と一緒に考えていきます。

今年の10大ニュース、人材対策が課題

2018年は新設住宅着工戸数が前年比微減で推移する需要環境のなか、人手不足を要因とする工事遅延、物流費高、工場運営難などが今後の課題として表面化した。

11月の新設住宅着工、6ヵ月連続で8万戸超

国交省は27日、11月の新設住宅着工を発表した。8万4,213戸(前年同月比0.6%減)と、前月の増加から再び減少した。ただ6カ月連続で8万戸を超え、持ち家も2カ月連続で2万5,000戸を上回った。

ポラテック 12月度の加工実績は微増

ポラテック(埼玉県越谷市)の12月度のプレカット事業は構造材加工実績が11万7,114坪(前年同月比1.2%増)。ただ、外販受注が減少。来年年明け以降の仕事量が減少する可能性が高くなってきた。