フクビ化学工業(福井市)は10日、8月24日付で積水化学工業が保有するフェノールフォーム断熱ボード事業を譲受する契約を結んだと発表した。
林野庁 17年国産木質ペレットは小幅増
林野庁は7日、2017年木質ペレット生産動向を発表した。国産は12万6,532トン(前年比5.3%増)となったが、輸入が50万6,353トン(同46%増)と大幅に増えたため、国産比率は20%(同6ポイント減少)にとどまった。
岐阜県 台湾に木材・建材常設展示場開設へ
岐阜県産材輸出推進協議会は、台湾に常設の木材・建材展示場を11月に開設することを明らかにした。県内の木材関係5社が参加してフローリングや家具、一枚板、カウンターなどを展示・販売する。
木質ペレット産地価格、ベトナム産が弱含み
昨秋から急騰していたベトナム産木質ペレットが下落に転じた。韓国国内の在庫がだぶついたことが原因だ。PKS(ヤシ殻)は産地相場の地合いが引き締まりつつある。
NZ産ラジアタ松丸太、2カ月連続の値下がり
ニュージーランド(NZ)産ラジアタ松丸太の産地価格が先月に続いて2カ月連続で値下がりした。ただし、米中貿易戦争の影響もあって中国港頭在庫は減っており、再び価格反転の機運が漂い始めている。
栃毛木材工業 C、D材の受け入れ拡大へ
栃毛木材工業(栃木県鹿沼市)は、3月からチップ製造を開始した。現在は当初想定していた1日80トンの生産に届き、生産量を引き上げる余力も見えてきた。今後外部からのC、D材の受け入れも拡大していく考えだ。
タマホーム 木材産地証明を邸別発行
タマホーム(東京都)は1棟ごとに木材産地証明書を発行し始めた。使用した木材に関して、プレカット工場名、生産地(製材工場の所在地)、製造メーカー名を記した書面を施主に渡す。
北三のウッドリバース 屋外木材の劣化低減に特化
北三(東京都)は経時変化による屋外木材の白銀化対策として水生木材専用保護塗料「ワトコウッドリバース」による施工提案を進めている。
西條産業 2×4パネル工場新設
西條産業(北海道小樽市)はこのほど、2×4工法パネルほかを製造する「築港パネル工場」を建設し、操業を始めた。パネル加工能力は年間264棟と、これまでの120棟から倍増となる。
永大産業大阪事業所 ドア・造作材、クロゼット等は10日に出荷再開
永大産業(大阪市)は10日、今後の各種建材・住設機器の生産・出荷計画をまとめた。台風によって出荷が停止した4~7日の注文を最優先するかたちで順次出荷を開始する。