日本ノボパン工業(大阪府堺市)の堺本社工場は12日午後4時からパーティクルボード(PB)の生産を再開した。同工場は3日、集塵機内の火災と翌日の台風21号による強風雨で復旧作業が停滞していた。
パナソニック 中国で建築ソリューション事業参入
パナソニック(大阪府門真市)は13日、中国の建築設計ソフトウエア会社などと建築業界向けソリューション事業で協業することを明らかにした。
9月のプレカット調査、秋需にはまだ迫力不足
9月の全国プレカット各社の受注状況は、全国受注平均が105.9%(前年同月比8.2ポイント増)だった。大地震に見舞われた北海道は工場が再開しているが、建築現場が滞っている。
西北プライウッド CLTの9メートル長に対応へ
西北プライウッド(東京都)は、宮城県石巻市のLVL・CLT事業部で、これまで長さ6.1メートルまでだったCLTの製造を、9メートルまで対応できるように調整していく。CLTの生産量も今年は7月末までで約900立方メートルと既に昨年実績の2倍以上となっている。
大日本木材防腐 ネット通販のリーベを完全子会社化
大日本木材防腐(名古屋市)は、4日付でデッキ材のネット通販ほかを手掛けるリーベ(千葉県船橋市)を完全子会社化した。
環境省19年度概算要求、ZEH事業で98億円要求
環境省は2019年度の概算要求で、住宅分野では、ZEH化等による住宅における低炭素化促進事業で98億円を要求した。昨年比で13億円の増額。
林野庁・17年バイオマス利用動向調査、木材チップ利用量が増加基調
林野庁は7日、2017年の「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」(速報値)を発表した。バイオマス発電などエネルギー利用された木材チップ量は約873万BDトン(前年比12.8%増、BD=絶乾)と増加した。
九州木材工業・エコアコールウッド 増産へ高温乾燥機増設
九州木材工業(福岡県筑後市)は、同社が展開する保存処理木材「エコアコールウッド」増産に向け、今年中に高温乾燥機を1基増設する。
木楽創研 キラクトラスで1000平方メートル弱の農業用ハウス建設
木楽創研(岩手県大船渡市)が開発した「キラクトラス」を使った農業用ハウスが増えている。羽柄材を使い8点接合で構成した陸梁なしのトラスで、9㍍程度のスパンを飛ばす。
瀬崎林業 国産材輸出が前年超ペース
瀬崎林業(大阪市)の国産材輸出は8月時点で中国向けを主力として約8万4,000立方㍍に達し、前年を上回る実績だ。2018年通年でも12万立方㍍は超えると見られる。昨年実績は10万立方㍍を超えた。