国産材丸太、出材増加も不足感解消せず

11月は全国的に晴天の日が多く、丸太の出材が増加した。しかし、大手・中堅工場にとっては丸太の不足感は続いているようで、手当てを緩める様子はまだ見られない。

インターナショナル・エコーハウス 気密性能の測定システム提案

米国の気密測定機器開発・製造会社であるレトロテック(ワシントン州)日本総代理店インターナショナル・エコ―ハウス(カナダBC州バンクーバー、伊藤公久社長)は、日本市場での建築物の気密性向上というニーズに呼応し、レトロテックの気密測定機器の販売を強化していく。

輸入合板・塗装型枠用、滞船回避で入荷減に

輸入南洋材合板の塗装型枠用3×6判・JASは、首都圏で品薄感が出てきた。産地はいよいよ雨期入りし、今後はさらなる丸太不足・丸太高が懸念される。産地からの供給減に加え、関東主要港の在庫増で滞船が続き、船会社が首都圏への寄港を回避。2019年1月下旬までほとんど船が回ってこない状況だ。

プレテクノしまね 羽柄加工機を導入

島根県東部でプレカット加工を手掛ける協同組合プレテクノしまね(島根県出雲市)はこのほど、羽柄材加工機(宮川工機)を導入し、稼働を始めた。構造・羽柄・合板の3点セットがそろったことで組合員を中心とした利用者の利便性向上と営業面への貢献が期待されている。

名古屋大学 森林の健康度判定する新指標発見

名古屋大学はこのほど、森林の健康度を判定する新しい指標を発見したことを発表した。森林から流出する硝酸の比率を高精度で求め、ここから森林の健康度を示す「窒素飽和」のステージを判定するもので、対象の森林について間伐などの管理施業が適切か否かが容易に検証可能になるとしている。

岐阜県 皆伐現場に「伐採旗」設置

岐阜県は、皆伐件数の増加に伴う違法伐採の拡大を防止するため、来年度から「伐採旗(ばっさいばた)」設置制度」を導入する。合法伐採を行う森林の目印に同旗を設置することで、合法箇所かどうかの判別を容易にする。