東京都江東区立有明西学園 木材1100㎥使用の校舎竣工

有明西学園が4月から開校する。延べ床面積2万4,500㎥、地上5階建てRC造一部SRC造S造木造の混構造だ。2~4階の一部が耐火集成材「燃エンウッド」(竹中工務店)による木造で、内装や軒裏などにも木材が使われている。

K&Kコヤマ、A種構造用LVL在庫販売を開始

K&Kコヤマ(三重県四日市市、小山晃市社長)は4月からA種構造用LVLの在庫販売を開始した。住宅、非住宅双方で強度の高い構造用材(梁・桁)のニーズが高まっているためだ。

TOTO 一般消費者向けの新戦略策定

TOTO(北九州市、喜多村円社長)は2日、一般消費者向けに「リモデルあんしん宣言」を発信した。リフォームに対する不安感を取り除き、水周りリフォーム市場そのものを活性化することが狙い。

ビッグハウス、シージングルーターマシン導入

2×4パネルを供給するビッグハウス(宮崎県西諸県郡、立箱尚登社長)は、壁パネル生産の合理化と品質向上を目的にCAD/CAM対応のシージングルーターマシン(サンキ)を導入した。

平方木材 ライン更新と集約化

平方木材(群馬県前橋市、平方宏社長)は、プレカット工場のライン更新並びに集約化が完了し、本格稼働に入った。月間加工量4,500坪は変わらないものの、運搬等の効率が良くなり、生産性は従来比1.4倍に向上した。

外山木材 第6工場の第1期工事終了

外山木材(宮崎県都城市、外山正志社長)は、建設中の志布志第6工場(鹿児島県)の第1期工事を終え、製品の2次加工を開始した。同工場の最終的な完成は11月を予定。2×4用材やCLTラミナ、足場板等で年間丸太消費量は10万㎥を目標に置いている。

2月の新設住宅着工 8カ月連続で前年割れ

2月の新設住宅着工戸数は、6万9,071戸(前年同月比2.6%減、前月比4.1%増)となり、前年比で8カ月連続の減少となった。2カ月連続で7万戸を割ったものの、17年1月の五輪施設向け大規模着工による反動減もあり、不需要期としては踏みとどまった。

木造1時間耐火の柱・梁、床を告示化

木造の1時間耐火構造が、柱・梁、床について3月22日付で告示化された。これまで外壁、間仕切り壁は告示化されていたが、今回柱・梁、床の仕様が加わったことで、従来の大臣認定でなくても木造1時間耐火構造が可能になる。
 29日付けでは、CLTに、積層方向かつ強軸方向の層構成で3層3プライと3層4プライを追加。積層方向でかつ弱軸方向の層構成では5層5プライ、5層7プライを追加、基準強度を設定した。

住友林業など 新国立競技場の大屋根木工事を担当

住友林業(東京都、市川晃社長)は3月30日、新国立競技場整備事業のスタンド観客席を覆う大屋根に使用する木材の制作、取り付け工事を担当することを明らかにした。同工事は同社のほか、ジャパン建材、江間忠グループの3社で手掛けている。