太平洋戦争中の空爆で焼失し、約10年に及ぶ復元工事が進められていた名古屋城本丸御殿(名古屋市)がこのほど完成。総工費約150億円の一大木造プロジェクトがついに結実した。
コスモスウェブ 新社屋に木造CLTパネル工法
電気・メカ設計を手掛けるコスモスウェブ(仙台市)のコスモスウェブ栗生本社社屋(仮称)の建設が進んでいる。3階建て木造CLTパネル工法だ。
輸入南洋材合板、原木生産の回復遅れる
マレーシア・サラワク州の原木生産の回復が遅れている。メーカーは不採算を挽回するため、引き続き騰勢を強めざるを得ない状況にある。
ノーボード 5月末から稼働再開
北米OSBのノーボード・日本向け主力工場が5月31日から商業生産を再開した。
エヌ・シー・エヌ 岡山に提携プレカット工場
エヌ・シー・エヌ(東京都)は、SE構法の提携プレカット工場を新たに整備した。整備したのは岡山工場(院庄林業)。
建材商社4社と住友林業木建本部 素材系好調で収益確保
建材商社4社と住友林業木材建材事業本部の2018年3月期業績は、2期続けて好調に推移した。5社集計の業績は、14年3月期以来4期ぶりの高水準を記録した。
安江工務店 熊本市のトーヤハウス子会社化
安江工務店(名古屋市)はこのほど、住宅の新築やリフォームを手掛けるトーヤハウス(熊本市)の全株式を取得し、子会社化した。
置き床用PB、品薄感再び強まる
PB(パーティクルボード)は、置き床用2×6判の品薄感が再び強まっている。昨年からのひっ迫感は3月ごろに落ち着きを見せたが、今後は大型マンションや五輪関連施設向けの需要が確実視され警戒感が広まっている。
熊本県の奥球磨地域、林業成長産業化地域に選定
熊本県湯前町と同水上村の奥球磨地域が、林野庁の林業成長産業化地域に県内で初めて選定された。
国産合板、需要期見据え高水準の供給続く
4月の合板供給量は53万6,700立方メートルと前年同月比7.8%増(前月比12.2%増)となり、3カ月ぶりに50万立方メートル台を回復した。国産合板の生産量は2カ月連続で27万立方メートル超え。