No.2123号
盆明け市況展望
住宅着工好調で資材需要は高水準
―品目で高まる不足感、安定供給が課題―
貸家、分譲住宅主導の製品荷動きに
住宅=貸家と分譲一戸建てが堅調
プレカット=大手は年内いっぱい好調を維持
構造用集成材・欧州材=秋以降は大幅なコスト高
内外産合板=内外産とも供給引き締まる
木質ボード=PB・MDF・OSBどれも品薄状態に
米材製材・丸太=冬場の大寒波で丸太、製品価格高止まり
2×4製材=北米産地市況に翻弄、500㌦超えもなお先高観
国産材製品=全国的に柱、土台が品薄、相場は強保合
国産材原木=豪雨被害地除き、全国的に出材順調
バイオマス関連=国産材は概ね需給均衡、建廃は余りぎみ
ロシア材=港頭在庫の早期調整が鍵
梱包材=仕入れ値と販価のギャップ広がる
南洋材=コスト上昇への対応が課題に
木質建材=ビルダー向け好調続く
非木質建材=秋需を前に需要に底堅さ
<6月の新設住宅着工>年間98万戸ペースで折り返し
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