2020年9月14日 No.2270号
「桧」
「神話」脱し用途に柔軟性
―合板用材や海外でも市場掴む―
▽古くから建築に利用
丸太需給
▽合板用向け素材の供給増える
部位別
▽土台=KD化で優位性高まる
▽柱=住宅様式の変化で苦戦
住宅会社
▽桧文化エリア中心に根強い人気
市場
▽役物造作材=店舗内装などで特注サイズに需要
▽寺社仏閣用材=原木の調達は年々困難に
供給
▽強度や耐久性に魅力
輸出
▽丸太=海外での認知広がる
▽製材=樹種の優位性で好調保つ
製材工場
▽マルハチ=JAS機械等級の認証取得 受注生産開始
▽野上製材所=機械一新 大径化に対応
▽オオコーチ=住宅部材すべてで桧対応
▽倉地製材所=適材適所の使い方を追求
▽影山木材=高付加価値製品をさらに追及
▽吉野地域の役物製材=住宅でなくても文化を残す
▽サイプレイス・スナダヤ=7月豪雨で原料高に
▽八幡浜官材協同組合=一般材量産が強み、土台の生産増
▽中国地方=月7,000㎥の院庄林業が最多
▽佐藤製材所=豊富な製品、販売力で差別化図る
▽ランバーやまと=羽柄材を生産強化
〈統計〉主要外材の入荷推移
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