関東市場は盆明け以降、製材品の荷動きが内外産ともに鈍さが目立つ展開が続いている。そんななか、杉4㍍×90㍉角はグリン材、KD材とも「あれば売れる」売り手市場が一段と広がり、特にここ1カ月で一気に不足感が高まっている。
佐伯広域森林組合 地域材パネル工法の受注好調
佐伯広域森林組合(大分県佐伯市)が地域材の供給や営業を手掛ける、同材パネル工法の受注が好調だ。大分県内で10月中にパネル工法の住宅2棟が上棟し、11月も2棟、12月に1棟が続く予定だ。
全国木材産業振興大会 木材産業の明るい未来へ
木材業界関係者が一堂に会する第53回全国木材産業振興大会が18日、広島市で開催された。全国木材組合連合会の創立65周年を記念したもので、「木をつなぐ~神々の時代から、現在(いま)、そして未来へ」が大会スローガン。
加子母森組・木材共販事業50周年記念市 2年連続、過去最多の販売材積
加子母森林組合(岐阜県中津川市)は15日、第825回木材共販事業50周年記念市を開いた。販売材積1,770立方㍍(前年同市比372立方㍍増)は2年連続で1開催当たりの最多販売材積を更新した。
庄内鉄工 3Dラッピングマシン開発
庄内鉄工(秋田県能代市)は、3Dラッピングマシンを開発した。今回開発したマシンは、羽目板のように縦と横の溝が同時に再現できる。
北海道虻田郡 積雪2.3mで22mの大スパンを一般流通材で実現
積雪2.3mの北海道虻田郡で22mの大スパンを持つ木造ヘリコプター格納庫が上棟した。ATAハイブリッド構法を採用。
吉貞 プレカット安定生産を継続
吉貞(群馬県高崎市)のプレカット工場(埼玉県熊谷市)が高水準の安定受注を続けている。今秋、建て方チームが発足した。
米ツガ土台復権へ産地、メーカー連携
防腐・防蟻処理土台大手は、米ツガ湿式加圧注入土台の需要復権に向け、原材料を供給するカナダBC州沿岸産地製材と連携し、供給安定性の確保、価値競争力の向上を目指す。
佐藤林業 リブ加工桧デッキ材の販売開始
佐藤林業(熊本市)は9月、リブ加工を施した桧デッキ材の販売を始めた。戸建て住宅のエクステリア材や店舗などでの使用を想定している。
三井ホームコンポーネント 22年までに加工棟数シェア13%へ
三井ホームコンポーネント(東京都)は、営業網の全国展開に向けて準備を進めている。2020年までに、2×4住宅構造加工のシェアを現在の約8%から13%にまで伸ばしていく考えだ。