北米製材市況は7月第4週の構造材15種加重平均価格(1,000BM)が前週比24ドル安の491ドルと近年にない下げ幅を記録し、500㌦の大台を下回った。
ナイス名誉会長・平田周次氏死去、昭和・平成を駆抜けた木材界の巨人
平田周次氏が7月23日午後零時28分、心不全のため東京都内の病院で死去した。92歳。戦後の木材産業において市売方式を導入して資材流通の底辺を拡大する一方、住宅事業と総合資材販売を取り込んだすてきナイスグループの創業者として今日の事業基盤を構築した。
パラマウント硝子工業 ハウスロンZERO、太陽SUNRの展開拡充
パラマウント硝子工業(福島県須賀川市)は、高性能グラスウール断熱材「ハウスロンZERO」24K品、「太陽SUNR」38K品の受注生産を8月1日から開始する。
太陽木材工業 構造用集成材の生産能力増加
太陽木材工業(愛知県豊田市)は、構造用集成材の生産能力を引き上げる。国産材対応や新規開拓を視野に入れた増産が狙い。来夏までに、生産量を現状比500立方メートル増となる月間2000立方メートルに引き上げる。
富士通エフ・アイ・ピー 直下率算定などチェック機能充実
富士通エフ・アイ・ピー(東京都)は木造建築構造計算システム「STRDESIGN(ストラデザイン)Ver.17・2」を発売した。
イワフジ工業 全旋回型グラップルレーキ開発
イワフジ工業(岩手県奥州市)は、レーキ機能を有する地拵え用の全旋回型グラップルレーキGS-90LJR(電磁弁なし)とGS-90LJRV(電磁弁内蔵)を開発、販売を開始した。
パナソニック インドで住宅部材事業展開
パナソニック(大阪府門真市)は26日、インド市場でシステムキッチン等の販売を10月から開始するなど、住宅部材事業を本格展開することを明らかにした。
スギ材を活用した燃えどまり型木質耐火構造部材 円形ホールを計画
秋田県立大学を中心としたグループが開発を進めてきた「スギ材を活用した燃えどまり型木質耐火構造部材」(1時間耐火認定)が秋田県能代市の高齢者施設の屋根構造で採用される。
パナソニックホームズ PSJ工法の定借分譲住宅
パナソニックホームズ(大阪府豊中市)は7月17日、さいたま市で定期借地権付きの木造分譲住宅地全6棟を公開した。初採用のPSJ(パナソニック・スマート・ジョイント)工法(大型パネル工法・ウッドステーション)。
苅田バイオマスエナジー 国内最大級の専焼発電
福岡県苅田町で2021年6月に出力約7万5000kWの木質専焼バイオマス発電所の操業を計画する苅田バイオマスエナジーは7月24日、立地協定を苅田町と締結した。