7月のプレカット調査、稼働回復の兆し

7月の全国プレカット各社の受注状況は、全国受注平均が103.7%(前年同月比3.3ポイント増)だった。加工需要は徐々に上向いているが、例年に比べて動きは穏やかだ。

J建築システム 藻岩ラボが完成

J建築システム(札幌市)が進めてきた実験住宅「藻岩ラボ」が完成した。NEDOの補助を受けて東京大学生産技術研究所加藤研究室と共同で開発を進めてきた新たな断熱システムの検証を行うための施設となる。

ノーボード 日本向け生産体制を再編

北米OSBのノーボード(カナダ・オンタリオ州トロント)は、日本向けの生産工場や原料丸太、製品の再編を進めている。日本向け主力工場である100マイルハウス工場(同BC州)における日本向け供給量を増やし、取り扱い丸太の樹種も追加した。

EPSビーズ出荷量、建材・土木向けが増加

ビーズ法ポリスチレンフォーム(発泡スチロール、EPS)原料のEPSビーズの2017年の総出荷量は13万2,969トン(前年比1.7%減)となった。発泡スチロール協会が発表した。建材・土木向けEPSビーズ出荷量は、2万705トン(前年比2.4%増)。

クラシス 木造住宅合理化システム認定取得

クラシス(福井県鯖江市)は1日付で日本住宅・木材技術センターから木造住宅合理化システム(基準性能タイプ1)の新規認定を取得した。在来軸組工法をベースに、工場生産された構造パネルとウレタンフォーム吹付断熱を組み合わせたもの。