中東 ＣＬＴ採用の新工場完成

中東（石川県能美市）が本社敷地内に建設していた集成材製造工場が３月末に完成した。新工場では、杉ＣＬＴが壁と耐風梁に採用されている。

米国産米松丸太　現地高止まりも２年ぶり値下がり

大手製材工場向け米国産米松丸太の５月積み輸出価格は全品種とも前月比10㌦安で決着した。産地側に値下げの材料はないが、国内製材市況は不需要期で価格転嫁できる状況にはない。

エヌ・シー・エヌ（ＮＣＮ）は、愛知県常滑市で建設された認定こども園「あるこ新園舎」の設計で、ＢＩＭ（ビルディング・インフォメーション・モデリング）を活用した。

アイカ工業（名古屋市）は７月２日出荷分からメラミン化粧板などの建装建材商品を現行価格から５～15％値上げする。石化原料の価格上昇に加え基材となる合板の値上がりが続いていることを受けての決定。

トヨタホーム（名古屋市）は自社ブランドでは初の木質住宅「ＭＯＫＵＡ（モクア）」の事業を今年度から本格化する。神奈川県で分譲地を開発、７月から販売を開始する。今後は首都圏や愛知県でも展開する考え。

タカラスタンダード（大阪市）は４月20日、東京都足立区に「足立ショールーム」を新設した。城東エリアでの市場占有率を高めるのが狙い。マンションを中心とするリフォーム需要の獲得を見込んでいる。

エヌ・シー・エヌ（東京都）のＳＥ構法の躯体と三井ホームコンポーネント（東京都）のコネットトラスを組み合わせた23ｍの木造倉庫が完成した。施主は木材・建材販売のツボイ（福島県郡山市）で福島営業所の倉庫として使用開始。

米ツガ再割製材大手の共力（福島県いわき市）はカナダ沿岸産米ツガＫＤ原板価格の高騰を受けて、５月出荷分から米ツガ再割製品を一律２０００円（立方㍍）値上げした。３月に続く今年２回目の値上げ。

輸入南洋材合板の塗装型枠用は、2017年から続く産地の丸太不足で先物相場が急騰したものの、国内相場がそこまで追い付いていない。

日本アジアグループ（東京都）は４月26日、サンヨーホームズ（大阪市）の株式公開買い付けを開始することを決議した。将来的に緊密な協業関係を構築することが目的。