2021年7月26日 No.2312号
SPF高騰の影響
北米市況に翻弄も供給力に底力
―在来木造調達難で予期せぬ需要増―
▽大幅コスト高も2×4工法の競争力は維持
2×4製材の供給・価格
▽交渉直後に北米市況急落、コストピークで先安観
▽欧州産=急激な高騰で価格優位性薄れる
▽国産=主要工場は増産進むも原料調達に苦戦
住宅会社
▽5~6月に坪2万円を住宅販価に転嫁
大手ホームコンポーネント
▽三井ホームコンポーネント=現地事務所が機能
▽三菱地所住宅加工センター=国産杉比率を向上
▽太平ハウジング=適正収益確保の契機に
▽津田産業=材不足を避け、高値玉も手当
▽ランバーテック=市場拡大のチャンス、業界挙げて提案強化を
▽シー・エス・ランバー=値上げと配送コスト削減で対応
地域別
▽北海道=コンポーネント工場は材不足
▽東北=価格転換困難も建築への影響は最小限
▽関東=コロナ禍でも若干の供給余力
▽東海=SPF価格は1年で3倍、情勢混とん
▽関西・四国=アパート物件落ち込む
▽中国=高騰の情報を基に在庫確保
▽九州=2×4工法に切り替える住宅会社も
<7月の国産材産地市況>代替需要で高騰続く
<7月の外材産地価格>北米市況が急落
<統計>合板及び主要建材の供給推移
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