2022年5月9日 No.2349号
連休明け市況展望
輸入木材、港頭在庫高水準も資材需給に格差
―円安進行にロックダウン、混迷深まるー
▽多難な需給調整、品目ごとのバランス欠く
品目別
▽住宅=住宅会社間で価格転嫁額開く
▽米材=国内挽き製材は丸太コスト大幅高も据え置き維持
▽欧州材・構造用集成材=先物コストは上昇、国内も高値維持見通し
▽合板・ボード=構造用需要増で輸入一段高
▽国産材=杉間柱に仮需、一服タイミングを警戒
▽ロシア材=高値継続も品薄感は加速せず
▽NZ・チリ材=国内価格は過去最高値更新へ
▽南洋材=品目により温度差
▽バイオマス=用材堅調で、燃料材の補充難航
▽木質建材=夏まで堅調推移
▽非木質建材=新規受注は様子見気配
地域別
▽北海道=大雪の影響で住設建設遅れ先行き不透明
▽九州=需要期を見据えた動き広がる
▽東北=原木、製品とも高値継続避けられず
▽関東・プレカット=プレカット市場は端境期に
▽関東・市売=供給見通しに読みづらさ
▽中部=国産材素材は杉並材の需要増
▽関西・四国=新築やリフォームの需要、厳しさ増す
▽中国=プレカットの受注先に変化
<統計>主要外材の需給推移
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