東北の国産材原木市況は全般に保合で推移しているが、杉中目良材は梅雨、虫害の出やすい時期を前にして製材メーカーなどが可能な限り確保しておきたいという動きがあり、一部地域で強含みも見られる。
日新 従業員再配置で対応
日新(鳥取県境港市)は19日に本社工場が火災したことを受け、事後の対応を模索し始めた。
ウッディーコイケ 自動型の合板加工機新設
ウッディーコイケ(埼玉県秩父市)は、5月に自動積み込み型の合板加工機を新設した。
長谷川萬治商店など 木造版ECIを実現するサプライチェーン構築へ
長谷川萬治商店(東京都)は、小井土製材などと、国土交通省の地域型住宅グリーン化事業のうちの安定的な木材確保体制整備事業に応募。「木造版ECIを実現するSCM SaaSの開発及び提供」の提案が採択されたことを発表した。
昭典木材 9月末に「竹ノ輪工場」が本稼働
昭典木材(愛知県新城市)は、新城市竹ノ輪に「竹ノ輪工場」を新設する。素材消費量は当初月間約1,000立方メートル、将来は同約1,600立方メートル(年換算で約2万立方メートル)まで引き上げる。
共力 PEFCのCOC認証取得
米ツガ再割製材大手の共力(福島県いわき市)は、PEFCのCOC認証を取得し、カナダツガ及びWウッドの再割製材について森林認証材としての供給を開始した。
信州カラ松丸太、さらに強含み 20年比で材価2倍以上に
長野県産カラ松丸太が再び値上がりした。
5月の米国新設住宅 コロナ禍以来の減少幅
米国の5月の新設住宅着工は、年率154万9,000戸(前月比14.4%減、前年同月比3.5%減)と前月の改定値から大きく減少し、昨年4月以来の低水準となった。
日新工場火災 建材の新規受注一時停止
19日の日新本社工場火災の影響で、木質建材メーカー間では国産針葉樹合板を基材に使用している建材製品の新規受注を一時停止する動きが出てきた。
大建工業 伊藤忠商事 PWT、米LP社EW事業取得で増資
大建工業(大阪市)と伊藤忠商事(東京都)は22日、構造用LVLなどを製造する大建工業の米国における特定子会社パシフィック・ウッドテック・コーポレーション(PWT、米国ワシントン州バーリントン市)が同国林産会社の建材事業部門を取得するため増資を決定した。