緊急事態宣言は一都三県のほか、大阪、兵庫、福岡も対象になり、業界は在宅勤務など対応に動いている。
建材メーカー、事態想定し事前に対応
TOTOやLIXIL、タカラスタンダード、クリナップなど住設機器メーカーは、首都圏を中心に最長で30日までのショールームの一時休館などの措置を講じている。
バイオマス発電所は稼働継続
木質バイオマス発電所は緊急事態宣言後も状況を見ながら稼働を続け、電力の安定供給に向けて取り組むところが目立つ。
住宅市場動向、展示場来場者数が減少
住宅総合展示場への来場者数が減っている。新型コロナウイルス感染症の影響で人の流れが止まり、2月末からの1カ月間、総合展示場は集客イベントも中止の状態だ。
国産針葉樹合板、メーカー強気で下げ止まり
国産針葉樹合板はメーカーの減産表明で下げ止まった。メーカーが強気姿勢で下値を受け入れず、3月の期末も乗り切り、極端な安値は払しょくされた。
ベトナム、外出禁止令を実施
ベトナム政府は3月31日、4月1~15日の外出禁止令を全土に発令した。合板やLVL、MDFなどの工場があるが、操業停止命令は出ておらず、3日時点では通常どおり操業している。
ヨシナリ林業 自走式チッパーを新規導入
ヨシナリ林業(茨城県久慈郡)は、2019年に自走式チッパーを導入し、本格的に運用を開始した。
PKS産地価格、再び強含む
東南アジア産PKS(ヤシ殻)のスポット価格が続伸した。マレーシアが新型コロナウイルス感染防止策で14日までロックダウンしている影響で、代替需要でインドネシア産に集中していることが主因だ。
クロノスパントレーディング 安定生産を継続
ルーマニアでは外出規制が出ているが、クロノスパントレーディングはOSBの安定的な生産を継続している。
国産材丸太商況、全国的に相場下押し
国産材丸太の相場が全国的に下押しされている。例年春先から梅雨入りまでは下げ相場の時期だが、今年はここ2~3年に比べ下げ足が早い。