愛知県森林・林業技術センター(新城市)と木構造技研(浜松市)は、地域産竹材を使った異樹種構造用集成材を開発中だ。国産杉等に比べて曲げや粘りの性能に優れており、木造ビルの構造材としての需要を視野に入れている。
18年の米材丸太入荷 カナダ産米松が1割減
2018年の米材丸太入荷量は255万2,986立方メートル(前年比2.0%減)となり、2年連続で減少した。米国産米松丸太が前年並みを維持する一方、カナダ産米松丸太が1割近く減少した。
ITS工房「It‘s積算部長ーⅡ」 積算業務の負担軽減
建築内装工事に特化した積算代行、ソフト開発を行うITS工房(千葉市)は、内装積算システム「It‘s 積算部長ーⅡ」を使用し、フローリング施工者向けに積算業務の簡易化、改善を図る提案を進めている。
コマツ 米国の林業機械メーカーの買収決定
コマツ(東京都)は、米国の同社完全子会社コマツアメリカ(イリノイ州)を通じて、林業機械専門メーカーのティンバープロ(ウィスコンシン州)を買収することを決めた。4月1日に本買収を完了する予定で、林業機械事業の拡充を図る。
ジャーマンハウス 木質繊維断熱材で耐火60分認定
ドイツ産針葉樹間伐材を原材料とした木製繊維(ウッドファイバー)断熱材「ECO(エコ)ボード」の輸入販売総代理店・ジャーマンハウス(埼玉県川口市)は1月18日付で、同製品の在来工法モルタル仕上げ外壁耐火60分の国土交通大臣認定を取得した。木製繊維断熱材での60分耐火認定は例がない。
福島森林管理署 広葉樹システム販売に手応え
関東森林管理局福島森林管理局が今年度初めて行った広葉樹のシステム販売が、丸太の価値向上へ手応えのある実績となった。従来チップ向けの用途しか見込まれなかったが、適切に選別することで全体の1割程度がフローリング向けの用材になった。
AGCプライブリコ 7月1日から不定形耐火物製品のブランド名一新
AGCプライブリコ(東京都)は、「キャプラスト」「プライガン」として展開していた不定形耐火物製品のブランド名を「THERVEK(サーベック)」に一新する。7月1日から。ブランド一新を機に、海外市場や新規事業開拓を進め、2025年までに売上高100億円を目指す。
日本木材防腐工業組合 組合員生産量20万㎥超に
日本木材防腐工業組合がまとめた2018年の防腐木材生産量は20万5155立方メートル(前年比16.4%増)となった。この統計は同組合員企業の報告数量合計だが、20万立方メートルを超えたのは久しぶりだ。
【電子版速報】大建工業、伊藤忠子会社のCIPA、PWTを買収
床暖房用国産材台板の試験規格策定 日本複合・防音床材工業会
日本複合・防音床材工業会(東京都)は18日、床暖房に対応する複合フロアの国産材台板の適合性試験規格を制定した。今後、試験の運用規格についても検討を進めるほか、より杉の比率が高い台板の開発にも取り組み、台板の国産材比率を引き上げていく。