10月の全国プレカット各社の受注状況は、全国受注平均が108.0%(前年同月比1.2ポイント増)だった。夏場に比べ稼働が上向いてきたが、受注は各社の期待ほど伸びていない。また職人不足や天候不順でスケジュールの遅れが目立つ。
住宅産業研修財団「大工志塾」 伝統構法・技能取得へ1期生入塾
住宅産業研修財団は12日、ベターリビング会議室で「大工志塾」の第1期入塾式を開催。30人の塾生が入塾した。伝統木造建築の技術・技能を持った次世代の大工の育成を目的とする。
カレスニコフ・ランバー オートグレーダーを導入
カレスニコフ・ランバー(カナダBC州)は製材品の格付け精度の向上と効率化を目的に、マイクロテック(イタリア)のオートグレーダーを導入した。
チリ産材、台風による滞船で入港に乱れ
チリ産材ラジアタ松製材品は台風の影響で6番船が滞船し、市場流通量が減っている。国内市況は問屋各社の販価が小幅で値上げされてきた。
ハウスドゥ 高齢者資金需要に応えるサービスに反響
ハウスドゥ(東京都)の「ハウス・リースバック」が好評で、月間1,000件以上の問い合わせがあるという。ハウス・リースバックは、持ち主が住みながら家を売却できるサービス。
トヨタホーム インドネシアで新たな戸建分譲事業
トヨタホーム(名古屋市)はインドネシアの不動産開発会社スマレコン社と提携し、ジャカルタ東部の西ジャワ州カラワン県での戸建て分譲事業について覚書を締結したことを発表した。約550戸の分譲を開始する。
スキーナソーミルズ 木質ペレット工場が完成
スキーナソーミルズ(カナダBC州)が建設を進めていた木質ペレット工場が完成し、試運転を始めた。生産能力は年間7万5000トン。日本をはじめアジア向けに市場を開拓する。
土木学会木材工学委 土木分野での木材利用の課題は「耐久性」
土木学会木材工学委員会木製建設資材に関する研究小委員会は「土木分野における木材利用に関するアンケート調査」を実施し、中間報告をまとめた。
輸入南洋材合板、コリンドが再び生産停止へ
インドネシアの南洋材合板メーカー・コリンドが、23日ごろから一部工場での生産を停止する。丸太コスト上昇分の製品転嫁が遅れたことで収益が悪化した。加えて5月下旬からのマレーシア・サバ州政府の丸太禁輸に絡む動きにより、同州合板メーカー・シノーラも操業停止状態が続いている。
しそう材ブランド化推進グループ 丸太強度で選別せり
しそう材ブランド化推進グループは、6日の山崎木材市場(兵庫県宍粟市)「創立満56周年特別記念市」に合わせて、付加価値化に向け原木を強度選別した丸太のせりを行った。