米中貿易戦争が激化するなか、木材関連も制裁対象に加わってきている。中国政府は10月1日から実施予定だった米国産広葉樹への課税について24日から適用する見通し。
日光市森組、日光木協 「日光の木」ブランド化目指す
日光市森林組合と日光木材業協同組合は、日光市内から産出された木材について、新たに「日光の木」としてブランド化に取り組み始めた。
輸入米松製品の第4・四半期価格、丸太コスト高で下値据え置き
在来工法向け輸入米松製品の第4・四半期価格は下値据え置きとなった。北米製材市況はピークを越えたが、丸太コストは高止まりしており、産地側は値下げに応じられる状況ではない。
坂詰製材所 プレカットと製材両工場増設
日本アジアグループの坂詰製材所(新潟県阿賀野市)は、工場を拡張してプレカット工場及び製材工場を増設する。さらに自ら山林事業にも進出しており、伐採、植林等の事業を強化する。
中国木材郷原プレカット工場 投入・段積みを自動化
中国木材(広島県呉市)の郷原プレカット工場(同)で、柱材投入機、段積み機が本格的に稼働した。5月に柱材加工ライン(宮川工機)の更新を行い、併せて柱材の自動投入装置とアーム型ロボットを使った加工済み柱の段積み装置を導入した。
福島・浪江町とウッドコア 集成材工場運営で協定締結
福島県浪江町で新設される集成材工場について、浪江町はウッドコアとの間で管理運営に関する協定を結んだ。今回の事業はCLT生産を見据える。
JKホールディングス 内装用工具販売の広島を子会社化
JKホールディングス(東京都)は19日、内装用工具をカタログ販売する広島(大阪市)の2万株を取得し、連結子会社にすると発表した。
SPF2×4製材第4・四半期 20ドル安もコスト変わらず
カナダ西部内陸産SPF2×4製材Jグレードの第4・四半期交渉は2×4~8が前回比20㌦安の680㌦(C&F、1,000BM)で成約が進み始めた。ただ、円安で最高値の輸入コストはほとんど軽減されず、国内販価に先安観は生じない。
壁ー1グランプリ トーナメント優勝は三井ホームGT
耐力壁の強さを競う「壁ー1グランプリ」の決勝トーナメントが17日、ものつくり大学で開催された。三井ホームGTの「G-WALL HDL」がトーナメント優勝した。
住友林業 きこりんプライウッド販売2割増へ
住友林業(東京都)の環境配慮型合板「きこりんプライウッド」が販売を広げている。2017年度は同社が販売する輸入合板の10%に当たる約5万立方メートルを販売した。