丸玉木材(北海道網走郡)の茨城工場で生産している化粧ボードのうち、内装壁などに利用される付加価値タイプの商品の販売が好調だ。なかでも「粘着ボード」と針葉樹合板を利用した2×8判の化粧ボードは注目商品だ。
DTS 基盤刷新で処理速度向上
DTS(東京都)は、住空間プレゼンテーションCAD「ウォークインホーム」の機能を大幅に刷新し、販売を開始した。情報処理速度の向上により非住宅木造などのCGパースの製作もしやすくなった。
NZ産ラジアタ松丸太 中国向け丸太価格が続落
ニュージーランド(NZ)産ラジアタ松丸太の中国向け価格は先月に続き下落した。前月比4ドル安の143ドル(C&F、立方メートル)を主流に取引されている。今後は需要期突入と米中貿易戦争により市況回復が見込まれている。
アイダ設計 ZEHで差別化へ
アイダ設計(さいたま市)はZEHで差別化を図っている。9月には、水戸の同社単独展示場内に注文住宅仕様のZEH体感モデルハウスを開設した。
カナイ 四角穴付きタッピンねじ採用高まる
カナイ(埼玉県八潮市)の四角穴付きタッピンねじの販売が好調だ。同ねじはCLTでの利用が中心になると思われていたが、大断面集成材を使用する木構造建築物など、利用の広がりを見せている。
オーシカ 中国の合弁会社が10月末で操業停止
オーシカ(東京都)は、出資している張家港源勝化學工業(中国・江蘇省張家港市)が10月末で操業を停止することを発表した。中国では新たな環境規制が相次いで導入され、操業の継続は困難と判断した。
ヤマサンワタナベ 杉FJ間柱の生産開始
ヤマサンワタナベ(栃木県矢板市)は、今夏生産し始めたフィンガージョイント(FJ)杉間柱の品質が安定してきたため、9月から製品市場への出荷を始めた。
6階建て事務所・住居ビル、既存コンクリ―ト杭再利用
既存RC造4階建てのコンクリート杭を再利用し、1~2階をS造、3~6階を木造にした東京発条製作所本社ビル「THE WOOD」が東京都大田区に竣工した。都市再生の新たな手法として注目される。
宮川工機・テクノフェア 省力化・省人化へ新機構
宮川工機(愛知県豊橋市)は4、5の両日、「宮川テクノフェア2018」を本社工場で開き、2日間で約550人が来場した。「省力化・省人化」をテーマに、自動の供給・積み込み装置を組み合わせたプレカット加工機などを多数出展した。
輸入米ツガKD小角の第4・四半期、円安で調整、コスト変わらず
カナダ沿岸産米ツガKD小角の第4・四半期の日本向け輸出価格は、1,106ドル(C&F、1,000BM)と前回比30ドル安となった。値下がりは2017年第1・四半期以来、7四半期(1年9カ月)ぶり。北米製材市況の下落と中国向け出荷の減速が背景にある。しかし、円安でコストは上昇するため、為替分が調整されたと見られる。