東京木材埠頭(TLT)が2日までに集計した7月末の製品在庫は11万5,000立方メートルで、2021年8月(12万1,000立方メートル)以前の水準に戻った。
茨城県産材普及促進協議会 八溝材でDLTを開発
茨城県産材普及促進協議会は、茨城県産の八溝材でDTL(Dowel Laminated Timber:木ダボ接合積層材)の販売を開始した。
大日化成工業 日本初、セラミックとガラスの複合素材開発
大日化成工業(東京都)は、セラミックとガラスの複合素材である新複合素材「NECELA(ネセラ)」の製造に国内で初めて成功し、このほど販売を開始した。
本田木材 改良版梱包用ベトナム産合板Bグレード
本田木材(東京都調布市)はベトナム産梱包用合板を取り扱っているが、ベトナム産合板で最も流通量があるとされる、通称「ベトナム産合板Bグレード」を改良した製品を開発し、横浜港、大阪港、門司港揚げで販売を開始した。
フルハシEPO 柏市にリサイクル拠点開設
フルハシEPO(名古屋市)が千葉県柏市内に整備を進めていたリサイクル工場「柏リサイクルガーデン」が完成し、1日から稼働を開始した。
国産針葉樹合板需給 上半期生産量は前年同期比25%減
農林水産省が7月28日に公表した上半期の国産針葉樹合板需給は、構造用合板の生産量が前年同期比25.3%の減少となるなど、メーカーによる大幅な減産が進んでいることが統計からも明らかとなった。
コア物流 2×4で大規模倉庫
宮崎市内に2×4工法を用いた大型非住宅物件が2棟、上棟した。コア物流(宮崎市)の倉庫で、トラスを使って梁間方向30メートルの大スパンを飛ばし、無柱大空間を実現させた。
23年上半期製材需給 製材品出荷は前年比6%強減少
農林水産省が発表した2023年上半期の製材(内外産)需給は、製材品の出荷が前年同期水準を6%強下回り、在庫は同12%近く上回るなど、製材品の荷動きの低調さをはっきり裏付ける結果となった。
ARKLET メタバース住宅展示場サービスの最新版
ARKLET(名古屋市)は、設計データからメタバース住宅展示場を作成できる世界初のシステム「Metavuild」(MV)についてアップデートを実施し、メタバース展示場内での問い合わせ機能等を実装した最新版を公開した。
秋田県の大雨被害 林道・作業道崩落で現場に入れず
秋田県を中心に東北北西部を襲った7月14日からの記録的な大雨で、秋田県の国産材素材生産施業に大きな支障が出ている。山地の県道などの通行止めや林道、作業道などの崩落が多く発生しており、民有林、国有林を含めて現場に入れない状況が続き、高性能林業機械などが取り残されたままになっている。