太陽工業(東京都)は、天井材として利用する膜天井の新商品として、膜材に木目印刷をする技術を開発した。膜天井は、近年頻発する地震でつり天井の崩落などの被害が出ていることを受けて、新たな天井部材として同社が製品化したもの。
住友商事 NZで持続的森林経営と木材貿易共存
住友商事(東京都)はニュージーランドでの山林経営を通じ、持続的な木材貿易事業を強化する。2020年3月末までの19年度で年間170万立方メートルのラジアタ松丸太を輸出する計画で、日本企業では最大手となる。
厚生労働省 林業の労働災害減少へ規制強化
厚生労働省は、林業における労働災害の一層の減少を図るため、規制を強化することを決めた。特にチェーンソーを使う労働者は、怪我を防ぐための切創防止用保護衣(防護ズボン等)の着用が義務付けられ、来年8月までに追加講習を受けなければならない。
スカイ 横架材ライン更新し、高効率体制を確立
スカイ(静岡県磐田市)は、豊岡本社工場の横架材加工ラインの更新を行い、宮川工機製のMPSーVXと大断面加工機2台を新たに設置し、このほど本格稼働を開始した。最大生産能力は旧ライン比1.5倍となった。
丸宇木材市売 4月から土曜日完全休業に
首都圏単式木材製品市場最大手の丸宇木材市売(東京都)は2019年4月から、土曜日完全休業を実施、完全週休2日制とする。
ハイビック 狭小地で木造の施工性生かす
ハイビック(栃木県小山市)は、ATAハイブリッド構法による診療所建設を提案。茨城県南部で上棟した。
中部プラントサービス 多気町に新たな木質バイオマス発電所建設
中部プラントサービス(名古屋市)は、三重県多気町に木質バイオマス発電所を増設し、「多気第二バイオパワー」を立ち上げる。発電出力は1990kWで、地域の間伐材等の木質チップを年間約3万トン使用する。
向井工業 板挽きラインにモルダー増設
向井工業(愛媛県大洲市)は、昨年12月にモルダーを増設。国産材2×4材の増産に力を入れている。
ザイエンス SPFの保存処理材でAQ認証
ザイエンス(東京都)は、SPF製材を原材料とした保存処理材のAQ認証を初めて取得した。SPF製材にサンプレザーOPエースのインサイジング・低圧噴射処理などを施している。
米国産米松丸太1月積み、5カ月続落も下げ幅は鈍化
大手製材工場向け米国産米松丸太の1月積み輸出価格は尺下、尺上とも前月比10ドル安となり、5カ月連続で下落した。2017年1月比では尺上が10ドル高、尺下は同値となり、産地価格はほぼ値上がり前の水準に戻った。