野上製材所 工場建替え、最新機械導入

野上製材所(茨城県常陸大宮市)は、昨年1年かけて工場の建て替え、機械の入れ替えを行い、本格稼働に入った。新ラインは茨城県内では初めて高速製材のNTBシステム(オーアイ・イノベーション)を採用した。

瀬崎林業 西日本のチリ材販売増に対応

瀬崎林業(大阪市)は、西日本での販売量増加に合わせて昨年末に熱処理機1基(新柴設備)を増設、稼働を開始した。南港(大阪)に熱処理機1基を設置しているが、今回1基を増設し計2基とし、月間3,000立方メートルの処理を可能とした。

東京木材相互市場 5億円投じプレカット設備全面更新

東京木材相互市場(東京都)は3月、木造軸組プレカット機械設備を全面更新する。現行設備に比べ生産性は約2倍と大幅に向上する。同社は、これまでどおり製品市場・センターを利用する買い方顧客への利便性提供を第一としていく。

第44回調達価格等算定委員会 太陽光買取14円に値下がり

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の価格等について検討する第44回調達価格等算定委員会が9日に開かれた。19年度の太陽光発電10kW以上500kW未満の買い取りは14円/kWhと18年度から4円の値下がりとなった。木質バイオマスと石炭の混焼は19年度から、FITの対象から外れることになった。

帝人 AFRWを建築で初使用

帝人(東京都)は、帝人ファーマ東京研究センター(東京都日野市)敷地内に建設中の、AFRW(アドバンスト・ファイバー・リインフォースド・ウッド=木質集成材と炭素繊維などの高機能繊維複合素材)を採用した世界初の建築物の現場を公開した。

永大産業 新ブランド「スキスム」発売

永大産業(大阪市)は、15日から新ブランド「Skism(スキスム)」のフローリング、室内階段、内装システム製品(室内ドア、クロゼット、シューズボックス、造作材)を販売する。昨年9月の台風21号による被害の影響で、スキスムの販売を、当初計画していた同10月から延期していた。だが今回、生産体制の再整備が完了したことで発売にこぎ着けた。

秋田プライウッド 男鹿工場にフロア台板用設備増設

秋田プライウッド(秋田市)は、男鹿工場の針葉樹フロア台板生産用設備を2月ころまでに増設する。この設備投資により、3工場でフロア台板を生産する体制が整い、フロア台板生産量は3工場で月1万立方メートルとなる予定。