ニチハ プラチナコート全商品塗膜15年保証の対象に

ニチハ(名古屋市)は9日、窯業系サイディングにおいてこれまで商品限定で運用していた「Wプラチナ15年保証」を、来年1月出荷分から「プラチナコート」仕様の全商品に拡大して適用することを明らかにした。

名南製作所創業者 長谷川克次氏逝く

長谷川克次氏が5日午前9時56分、老衰のため死去した。91歳。主に合板関連分野でドラムサンダー、コンポーザーを経て、1978年、これまでの丸太を支えるスピンドルチャックからガンギロールを採用した外周駆動ロータリーレース「アリストレース」を開発。合板の生産性が一気に向上した。

竹谷商事 森林分野へ最新技術を投入

竹谷商事(大阪市)は、森林上空からの調査支援のため、固定翼型、マルチコプター型UAV(ドローン)に関する導入支援を行っている。地上ではバックパック型地上レーザースキャナー(3DWalker)を4月から正式に市場に投入した。

森未来・eTREE 木材のネット市場始動

森未来(東京都)は20日から、木材のインターネット市場eTREE(イーツリー)を開設。当面、ムク1枚物などの希少材、高級木材から出品し、段階的に一般木材、素材・半製品など取り扱い対象を広げていく。

NZ産ラジアタ松丸太、中国向け4カ月ぶり値上げ

ニュージーランド(NZ)産ラジアタ松丸太の中国向け価格が4カ月ぶりに値上げに転じた。米中貿易戦争に伴い米国からのサザンイエローパイン輸入量が減り、中国の港頭丸太在庫が減少したことが要因の一つ。中国木材市場も不需要期を脱しつつある。

王子木材緑化 道南に木質チップ生産会社

王子木材緑化(東京都)は9日、道南地域で、バイオマス発電燃料用及び製紙原料用の木質チップ生産を目的とする新会社、函館北斗王子林産を設立することを決定した。

瀬崎林業 チリ材販売が好調維持

瀬崎林業(大阪市)の梱包用チリ産ラジアタ松製材品販売が好調だ。西日本で販売が伸びている。国産材輸出も過去最高の数量に達する予想だ。

大建工業 会津大建加工の第1工場集約

大建工業(大阪市)は、グループ会社である会津大建加工(福島県会津若松市)の第一工場への投資を実施、6日に開所式を行った。機械すき和紙製畳おもてを生産。19年4月以降には月間約4万5,000畳に引き上げる計画だ。