2×4プレカットのシーアイウッド(千葉県袖ケ浦市)は、9月30日に事業を終えることを決めた。10月以降は一部業務を継続して取引先への供給責任を果たすが、今期中には会社を解散・清算する。
全国初のオール木造3階建て校舎 富山県魚津市の小学校で
全国で初となるオール木造3階建て校舎の建築が、富山県魚津市で進んでいる。2015年の建築基準法改正によって、木造3階建て校舎などが準耐火構造で建築可能になり、その1棟目。
ザイエンス 高耐久木製板塀を商品化
ザイエンス(東京都)は、安価なブロック塀や、無機質な既製品のアルミやスチール塀の代替として、国産木材を原材料とした板塀「木の塀」を商品化した。日本の和の町並み整備などに提案していく。
NZ・チリ材上半期入荷量、入荷増も高コスト
2018年上半期(1~6月)のニュージーランド(NZ)産ラジアタ松丸太の入荷量は約18万3,000立方メートルで前年同期比約6%増だった。チリ産ラジアタ松製材品は約18万2,000立方メートルで同23%増だった。
ATA あたり面積増やした接合金物開発
ATA(富山県滑川市)は、ATAハイブリッド構法と組み合わせて使うことを想定した接合金物「ATA-Join(ジョイン)」を開発した。トラスの圧縮材として使用する場合、接合部のあたり面積を増やせるよう工夫した。
MDF・VRGドンファ ベトナムで初のJIS取得
ベトナムのMDF工場が7月に初めてJISを取得し、8月に日本向けを初出荷する。韓国ドンファグループのVRGドンファで、年間生産能力は55万8,000立方メートルと、単一工場としてはアジア最大規模だ。
8月のプレカット調査、秋需に向け稼働率上昇
8月の全国プレカット各社の受注状況は、全国受注平均が104.9%(前年同月比13.2ポイント増)だった。7月以降、各工場でじわじわと稼働率が上がっている。
江間忠木材 ツキ板パネル輸入開始へ
江間忠木材(東京都)はキッチンの面材や家具、内装向けにデコスパン(ベルギー)のツキ板張りパネルの輸入販売を始める。
コンピュータシステム研究所 ALTAリフォーム提案力強化パッケージ
コンピュータシステム研究所(東京都)は「ALTAリフォーム提案力強化パッケージ」を、木材・建材販売店に工務店サポートの一手として提案していく。
国産材動向、西日本豪雨の影響はまだ見えず
国産材製品は、7月の西日本豪雨の影響が懸念されているが、今のところ被災地はもとより、製品供給を頼る中部や首都圏でも、全体の供給が大きく絞られる様子はない。